なんとなく、2月より寒く感じる日がある3月ですが、
今日あたりから、気温は10度超え!週末に至っては15度越えの予報。
気温の上昇と共に、気も上へ上へと上がりがちです。
そして、春はなんと言っても『肝』がマックス働きます。主に解毒に力を注ぎ本格的な芽吹の季節に備えます。
肝の働きにより、肝が昂り、気も同じように昂り、上昇します。
人間でも、よく春はイライラしたり、落ち込んだり、不安定な季節です。
犬たちは、人ほどイライラしたり、、という事はないとは思いますし、個体差はありますが、
気や血が頭部に集まり、滞るという状態になりやすい季節です。
犬たちの頭部は熱くなっていませんか?
今週は、気の巡りをよくする事!をメインにサポートして仕込みます。
<今週のラインナップ>
⚫︎野菜/気の巡りを良くする春野菜のスープ
⚫︎お肉/参鶏湯のごはんスープ
⚫︎お魚/鰯とお豆腐のごはんスープ
⚫︎今週のトッピング/胃腸を助けるトッピング(14キューブ)
生薬:かぼちゃの種、棗、山楂+甘酒
⚫︎野菜/気の巡りを良くする春野菜のスープ
昆布水+棗、山楂
キャベツ、ブロッコリー、セロリ、そら豆、小松菜、ケール、青梗菜、人参、明日葉、新じゃが、赤蕪、ごぼう、青パパイヤ、雪の下、なめこ、三つ葉(生)、湘南ゴールド果汁(生)
棗
以前も何度か紹介していますが、楊貴妃が好んで食べていたと言われており、1日3個の棗を食べれば歳をとっても老いが現れないとされてきました。
薬膳では、脾(消化)の働きを改善して胃腸の調子を整え、気分が落ち込んだり、イライラする、心身の疲れなどに効果をもたらすとされています。。
生薬としても、風邪、鎮痛薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬などの症状に処方にされています。
犬にとって、どれだけの効果があるかは、データとしてありませんが、全く無意味だというデータも存在しておりませんので、
植物である、ハーブや生薬は時には積極的に使用します。
山楂
バラ科の植物で、赤み実の部分をいただきます。
山楂といえば、「消化を助けるもの」というのが通説。古来より「命を養う不老長寿の妙薬」として伝わっているいう解説もよく目にします。
胃を元気にするさんざしは、体を温め、血行をよくする作用もあるとされているので、胃腸の弱い犬、朝吐いたり、軟便になりやすかったり、下痢を繰り返したり、の症状のある犬には、特にこれからの季節にはおすすめの生薬です。
⚫︎お肉/参鶏湯のごはんスープ
丸鶏+鶏胸肉(約70g:生計測)+昆布水+朝鮮人参、棗、山楂、枸杞の実+もち米(約8g:生米)
大根、白菜、セロリ、春菊、ケール、ホワイトアスパラ、えのき、三つ葉(生)
もち米とや生薬と一緒に煮込む参鶏湯。
一般的には、暑さで胃腸が弱る夏のメニュ−とされていますが、
今のような、春のデトックス期や自律神経が乱れるこの時期にも、胃腸を整え、糖のエネルギーで脳にほっこりしてもらう。
この季節にもぴったりな参鶏湯を仕込みます。
⚫︎お魚/鰯とお豆腐のごはんスープ
相模湾鰯(2尾)+昆布水+もずく+木綿豆腐(約20g)
白菜、さつまいも、赤蕪、ブロッコリー、ほうれん草、青梗菜、人参、明日葉、ビーツ、株、セロリ、ごぼう、蓮根、舞茸、紫蘇(生)
相模のピチピチの鰯。
少し小ぶりだったので、今回は2尾ずつ投入します。
せっかく2尾ずつ入れるので、茹でて出汁をとりつつふんわり食感にしたものと、グリルで焼いて香ばしくしたもの2種を入れる事にしました。
若干面倒くさいのですが、テンション上がってほしくてちまちまと。
大豆のたんぱく質を足しつつ、豆腐の持つメリットを春の季節に活躍してもらいます。
豆腐には、粘膜や皮膚の乾燥予防や、常に口をくちゃくちゃしている口が渇いている犬、空咳のでる犬、便秘気味の犬、そして、この季節特に多いほてりや熱がこもりやすい犬におすすめです。
⚫︎今週のトッピング/胃腸を助けるトッピング(14キューブ)
生薬:かぼちゃの種、棗、山楂+甘酒
キャベツ、大根、さつまいも、芽キャベツ、菜の花、青パパイヤ、蓮根、ホワイトアスパラ、こごみ、舞茸、三つ葉(生)
今週はとにかく、気の巡りをよくしつつ、胃腸を整えていきたい季節。
もちろん肝臓の解毒ケアは底辺にありますし、まだまだ、もう少し継続してケアしていきたい点ですが、
自律神経の乱れや気の停滞から起こる、胃腸虚弱、胃腸の不調の犬にはおすすめです。
今週も健やかな一週間でありますように。
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