今日で11月もおしまいですね。
いよいよ、今年も残すところ1ヶ月。師走がやってきます。
毎週毎週、季節の野菜と共にお惣菜を仕込むおかげで、野菜や魚を通して季節を感じてきました。
最近では、アブラナ科の野菜がとても元気で、大きなカリフラワーやブロッコリー、キャベツや白菜もかなり存在感のある大きなものが並んでいます。
あまりにも新鮮なので、ついつい買いすぎてしまい、鍋から溢れてしまうなんて事も多々あります。
寒暖差もさることながら、氣の消耗も激しいようで、なんとなく不調の子やお別れの多い今日このごろです。
今週は『氣』と『血』を補う事、免疫を上げるために整えるべき腸のケアも意識しながら仕込みます。
<今週のラインナップ>
⚫︎野菜/肝腎要の野菜スープ
⚫︎お肉/豚モモと旬の野菜のごはんスープ
⚫︎お魚/鰆の子どもサゴシのごはんスープ
⚫︎今週のトッピング/消化促進のトッピング
⚫︎野菜/肝腎要の野菜スープ
昆布水+黒すりごま(約1.5g)
あやめかぶ、かぼちゃ、カリフラワー、ブロッコリー、大根、白菜、小松菜、ほうれん草、なの花、モロッコインゲン、金時人参、えのき、りんご、金柑、三つ葉(生)、パセリ(生)
かぶにかぼちゃに、体を温め「氣」を補う野菜をメインに、旬のアブラナ科の野菜たちをたっぷり入れます。
アブラナ科の野菜には、肝臓のデトックスのお手伝いや、肝機能をアゲアゲにしてくれる成分が含まれています。
そして黒胡麻には、肝腎要の肝や腎の機能をアゲアゲにし、「血」や「生命力」を補う効果があるとされています。
また、抗酸化作用も高く、老化防止としても、用いられています。老化による筋肉量の減少、自律神経の乱れによる、冷えの改善も期待できます。
⚫︎お肉/豚モモと旬の野菜のごはんスープ
国産豚モモ肉(約70g:生測)+レバー(約15g)+白モツ(約5g)
ビーツ、さつまいも、ブロッコリー、カリフラワー、ロメインレタス、ケール、春菊、インゲン、人参、しいたけ、りんご、三つ葉(生)、ミント(生)
豚肉には疲労回復のビタミンがたっぷり含まれます。
先週に引き続き、寒暖差疲労のケアにも最適なたんぱく源です。
レバーや白モツを少々プラスする事で、ミネラルの補給になります。ミネラルは動力でもあります。
筋肉を動かす、血行を促す、神経伝達を活性化する。などなど、必要な動力のサポートになればと思います。
※レバーと白モツは、野菜と一緒に煮込んでペースト状にしています。
⚫︎お魚/鰆の子どもサゴシのごはんスープ
富山産サゴシ(約75g:生測)+昆布水+めかぶ
かぶ、大根、キャベツ、里芋、カリフラワー、ブロッコリー、小松菜、インゲン、蓮根、人参、舞茸、柿、菊の花、ミニセロリ(生)、三つ葉(生)
成長と共に名前が変わる出世魚の鰆の子ども=サゴシ(関東ではサゴチとも呼ばれているらしい)
柔らかく淡白で、一見白身に見えますが、マグロと同じ赤身のお魚とされています。親になる冬に並ぶ鰆は脂がのっていて、人にとっては、美味しい季節となりますが、この時期の子どものサゴシは、脂質が少なく消化に優しい魚です。
善玉菌の餌となる食物繊維として、腸粘膜に潤いをもたらすネバネバ成分として、めかぶを一緒に煮込んでペースト状にします。
⚫︎今週のトッピング/消化促進のトッピング
紫キャベツ、大根、里芋、カリフラワー、金時人参、菜の花、金柑、椎茸、なめこ、菊の花、くるみ、舞茸、寒天
消化に優しい、大根やアブラナ科を中心に、金柑、くるみなどパワフルな食材をプラスして、全体のバランスを整えます。
・金柑:豊富なビタミンC、果物としては珍しいカルシウムが豊富、咳・痰を鎮める、健胃・整腸の作用など
・くるみ:氣と血を浄化し、痰を切り、肺と腎臓を温める、血液の健康効果、脳の健康など
今週も健やかな一週間でありますように。
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