大寒過ぎて、最低気温は氷点下。店主の庭のめだかや亀の桶はカチカチに凍っていました。
こんな時はどんなごはんをあげてますか?
いつもよりも、ほんの少し温かくしてあげてくださいね。
ドライフードならレンチンしたり、ウェットフードならお湯で伸ばして、
手作りごはんなら、手を入れた時にほんわか熱を感じる程度に。
生食ならば、ルイベみたなシャリシャリではなく、せめて常温程度まで解凍してあげてくださいね。
今週のお惣菜は『温め流す!』を意識して仕込みます。
<今週のお惣菜>
●お野菜:体温め流す野菜のスープ
●お肉:豚モツ鍋風ごはんスープ
●お魚:ハリッサ風鱈とコロコロ野菜のごはんスープ
●お野菜: 体温め流す野菜のスープ
昆布水+しょうが粉
かぼちゃ、赤かぶ、さつまいも、ブロッコリー、ごぼう、蓮根、菊芋、人参、春菊、白菜、キャベツ、りんご、金柑、紫蘇、舞茸
温性の野菜の代表格、かぼちゃやかぶ、紫蘇、そして金柑をたっぷりと投入します。
また、しょうがの王道金時しょうがには、ジンゲロールからのジンゲオールが通常のしょうがの5倍も含まれていると言われています。
そのジンゲロール(オール)には、血流を良くすることで、免疫アップし、冷えの改善、関節痛の緩和が期待でき、
さらに、胆汁の分泌を促進し消化を促進、また、消炎作用も高いので、下痢気味や胃粘膜が荒れている犬にもおすすめです。
●お肉/豚モツ鍋風ごはんスープ
国産豚もも肉(約生65g)+白モツ(約生10g)+しじみ汁+白胡麻
聖護院大根、じゃがいも、人参、キャベツ、ごぼう、春菊、菊芋、小松菜、りんご、三つ葉、エリンギ
モツは、普通のお肉よりもビタミン類を多く含んでいます。
特に皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンAがたっぷりなので、下痢気味や皮膚疾患のある犬には、おすすめです。
さらに鉄分や亜鉛といったミネラル分や必須アミノ酸も多く、免疫力アップに活躍してくれます。
また、コラーゲンがタップリ!このコラーゲンを効率よく働かせるためにはビタミンCが必須。
たっぷりのお野菜を一緒に煮込んで、しっかり取り入れてくださいね。
●お魚/ハリッサ風鱈とコロコロ野菜のごはんスープ
宮城の鱈(約生70g)+昆布水+オーガニックトマト缶
スパイス:クミンシード、パプリカ粉、セイロンシナモン
白菜、ビーマン、大根、芽キャベツ、ロマネスク、レモン、パクチー
ハリッサは、チュニジュア生まれの香辛料。
お肉やお魚、パプリカやトマトと合わせて煮込んだり、フランスではクスクスやケバブなどにも良く用いられているスパイスです。
今回は、今が旬の鱈とたっぷりのトマト缶にクミンシードやタイム、パプリカ粉、セイロンシナモンを取り入れて、一見ハリッサ風の魚料理に仕立てます。
トマト缶には、抗酸化作用の強いリコピンやβ-カロテンなどが豊富に含まれており、また要らない水分を排出してくれるカリウムも豊富で、
むくみのある犬には、冷え対策にもなります。
今週も冷えに注意して、体の中から外から、温め流し、縮こまることなく元気に過ごしてくださいね。
今週も元気な一週間でありますように。
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