びっくりするほど気温が急降下。
老犬や疾患を抱える犬には、なかなか堪える気温差だと思います。
まずは、いつものごはんを温かくしてあげてくださいね。
ドライフードの方であっても、少しだけレンチンしたり、あったかいお湯やスープをかけたりしたものを。
触ってホッと温かいぐらいで。
ほんの一手間ですが、小さなケアになります。
今日から数日続く予定の急な冷えに対応して、免疫サポートしたく
本日のお惣菜スープには全てに『棗』=なつめを使います。
なつめは「1日に3粒のナツメを食べると、一生老いない」=日食三顆棗、終生不顕老といわれ、楊貴妃も好んで食べていたといわれています。
薬膳では、「脾」の働きをサポートして胃腸の調子を整えてくれるとされており、心身の疲れにも効果が期待でき、風邪症状や鎮痛鎮痙薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬などに処方されます。
なつめに含まれるサポニン(ジジフスサポニン)には抗補体作用があるとされています。
抗補体作用とは、体内に侵入してきた細菌やウイルスと戦う抗体を助ける「補体」という因子を活性化する作用のこと。
なつめに含まれるサポニンの抗補体作用によって、免疫力を強化する効果が期待できます。
また、体を温め、冷えから守る効果も十分に期待でき、
さらにこの寒暖差で乱れやすい自律神経を整えてくれる事も期待できます。
3種のスープ全てになつめを煮込んでスープのベースに致します。
※今月よりお肉とお魚のごはんスープは値上げさせたいただきます:715円(税込)となります。
ご了承くださいませ。
<今週のお惣菜たち>
●野菜:なつめと季節の変わり目スープ
●お肉:鶏肉と白い野菜多めのごはんスープ
●お魚:いなだと整腸野菜のごはんスープ
●プチ:十三夜のプチスープ
以下詳細
●野菜:なつめと季節の変わり目スープ
昆布水+なつめ
かぼちゃ、小松菜、春菊、かぶ、パプリカ、ごぼう、蓮根、人参、冬瓜、ブロッコリー、セロリ、キャベツ、青梗菜、アスパラ、トマト、椎茸、りんご、パクチー、かぼす
なつめの事
冒頭にも書きましたが、なつめは漢方としても使用され、たくさんの効果効能が期待できます。
中でも今回は「緊張を和らげる作用」=筋肉や心の緊張を和らげ、血流をよくし、体を温めてくれる事を期待して
たっぷり使用します。
●お肉:鶏肉と白い野菜多めのごはんスープ
鹿児島産鶏ムネ肉(約70g前後:生)+砂肝+ハツ+軟骨+なつめ
里芋、大根、かぶ、蓮根、ごぼう、山芋、キャベツ、アスパラガス、春菊、小松菜、赤ピーマン、りんご、白ひらたけ、パセリ
急に寒くなりました。
体を温めてくれる鶏肉と、秋に積極的に取り入れたい白い食材(乾燥から守ってくれる)を中心に仕込みます。
鶏肉には、たくさんのビタミンやミネラルがあり、また消化も比較的優しく、お腹がゆるみやすいこの気候にはおすすめのたんぱく質です。
●お魚:いなだと整腸野菜のごはんスープ
千葉産いなだ+ひじき+なつめ+昆布水
じゃがいも、青梗菜、小松菜、春菊、大根、蓮根、人参、冬瓜、ブロッコリー、セロリ、トマト、りんご、舞茸、三つ葉
じゃがいもをたっぷり、水溶性の食物繊維を中心にまとめます。
この寒暖差でお腹が緩みやすくなりがちです。腸に出来るだけ負担をかけずに、脂質も少なめ、繊維も少なめ。
だけど、水分はしっかり目に。
な、お魚ごはんにしました。
●プチ:十三夜のプチスープ
きんかん(鶏卵)、紫さつまいも、柿、鶏ガラ出汁
10月8日は十三夜。十五夜の約1ヶ月の月。
十五夜は収穫した芋を供えることから「芋名月」ともいい、十三夜は栗や豆の収穫の時期なので「栗名月」「豆名月」とも言われています。
日本古来の素敵な風習に乗っかって、お月見プチスープを作ります。
紫さつまいものスープにきんかん(鶏の卵)を浮かべて、月を目でながら楽しんでくださいね。
今週も元気な一週間でありますように。
ご予約、お買い上げは オンラインストア(手作りお惣菜) からお願いいたします。