『犬に塩分は必要ない』と思っていませんか?
塩分は、犬にも人と同じように生命維持には不可欠なミネラル一つです
一般的なドライフードには、必要な塩分(ナトリウム)がしっかりと入っています
間違ってはいけなのは
●ドライフードがメイン犬=塩分が入っているおやつなどは不要=塩分は与えない❌
●手作りごはんがメインの犬=計画的に必要な塩分を入れる必要がある=塩分は与える⭕️
<塩分が不足してみられる症状は>
・倦怠感
・食欲不振
・筋肉の痛み
・血液が濃なる
↓さらに慢性化すると
・下痢嘔吐を繰り返す
↓そして重症化すると
・シュウ酸カルシウム結石ができやすい
・黄色の濃い尿が出る
<塩分不足が原因の行動>
・人の手や足をよく舐める
・床やコンクリート、土を舐める
・おしっこした後に尿のついた陰部をよく舐める
あくまでも目安ですが、こんな行動がみられらた塩分が足りているか見直してみてくださいね
犬の一日に必要な塩分の量/アメリカ国立科学アカデミー「犬の栄養要求量」より
・体重(kg)×ナトリウム推奨値(50mg)=1日に必要なナトリウムの量(mg)=①
・①のナトリウムの量(mg)×2.42÷1000=1日に必要な塩分要求量(g)
例えば5kgの犬の場合/一日に約0.6gの塩分が必要です
5kg×50mg=250mg
250mg×2.42÷1000=0.605g
食塩:小さじ1(6g)=6gみそ:小さじ1(6g)=0.7g(みその種類で前後します)
梅干し:1個(10g)=2.2g
『犬に塩分は不要』なのではなく『犬にも塩分は必要』ただし『人よりも少ない量で十分』ということです
手作りごはんで落としがちな塩分
100%手作りごはんならば、必要量を与えてくださいね
ちなみに我が家では毎日ではなく
週に1回、気持ち少なめの塩分を加えています
そして、たくさんお散歩した日のごはんは一日の定量を梅干しやみそで補います
おいしく食べて、元気な毎日を過ごしてくださいね